【 being school の立ち上げのきっかけ その1】
「本音で話せる親子になりたい」
私は29歳の頃、勇気を出して母親に本音を伝えました。
お母さんのことがこわかったし、本音が言えなかった、と。
それまで、いつも母の機嫌を気にしながら話をしていました。
母にわかってほしい、聞いてほしい
でも、困らせたくない、怒らせたくない、いい子でいたい…
などの思いが、幼い頃から知らず知らずに根付いていて、母に正直に話すことをいつからか避けてきました。(実際はいっぱい困らせてもいたし、怒られてもいましたよ 笑)
母のことは、小さな頃から大好きで、何でもできる母を尊敬していましたし、誇りに感じていました。夢は、"お母さんのようなお母さん"になることと話していたほど憧れの母でした。
でも、成長するにつれて、どこか本音を話せない関係に苦しさや寂しさを感じていましたが、親子とはそういうものだと思うようになっていました。
長男出産後のタイミングで、人生の師と出会い、今まで心のうちに秘めていたことを、ありのままに受けとめてくださいました。母にも言えないことも。
あれ?こんなことを人に話してもいいんだ…と、ホッとした感覚を覚えています。それと同時に、母には話せないことへの後ろめたさも感じました。
「大好きな母にこそ、心のうちを正直に話せるようになりたい」
という思いが内から湧いてきました。
当時、師のもとで始めていた学びの一つに、エニアグラムの学びがありました。"人はみんな違う"をベースにした”自分を知る学び”です。思いも、考えも、信念も、ペースも、リズムも、感覚も、突き動かされるきっかけもみんな違うのです。
違うのであれば、母に気を遣いながら話すのではなく、私はこう感じている、私はこういう風に考えているよ、と正直に話してみてもいい、お互いを伝え合おうと思うようになったのです。
素直に自分を伝えることを決心し、ある日スーパーマーケットの屋上駐車場の車の中で、母に告白しました。
これまで、
お母さんのことがこわかった
お母さんを怒らせたくなかった
お母さんに本音が言えなかった
私は言いながら、母の反応に非常にドキドキしていましたが、母はその言葉を受けとめてくれました。
2人でしばらく話をしていると、空は夕陽で空がピンク色に染まっていました。私は心の重い荷物をおろし、背中に羽が生えたような感覚でした。
お母さん前だからこそ、あるがままの私がいい。
そこから、母とそれぞれの感覚、思いを伝え合い、聞き合い、本音を話せる親子になりました。親と子が上下関係ではなく、対等な関係に近づいてきました。
(実は、カミングアウト当時は母も驚き、時々落ち込んでいましたが…私自身が学びを続けることで、母から受けた命や愛を純粋に感じ、また正直でいられなかったきっかけは自身の質にあったことにも気づけたことで、母への感謝はより大きくなりました。)
そして今は、母と一緒に、親子のための小さなようちえん「認可外保育施設 いまここえん」を立ち上げて共に歩む魂の同志となっています。本当にありがたいことです。
私は自身の経験から、親と子が本音を伝え合えることの喜びを実感しています。
そして、親と子が本音で伝え合える喜び、あるがままを受け入れ合う喜びを、私の周りのお母さん方へ、次の世代へと繋げていきたいとい強く想っています。
その想いから、私は大人のための学び舎『being school』を立ち上げました。
本音で話せる親子関係を築くために、一緒に学んでいきましょう。
〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜
こどもとの関係ばかりに注目してしまいますが、自分のこどもの関係だけでなく、自分と親との関係を見つめることから始めるといいですよ。
親の真の愛に気づき、自身の親子関係にも不思議と変化が生まれます。
もちろん、子育て中は「も〜!」と言いたくなるような大変なことが起こります。でも、自身の中心に愛を感じると、一つ一つの出来事に「何があっても大丈夫」「愛なんだ」という信頼感、安心感が生まれていきます。
一歩一歩の積み重ねの学びですが、向き合い続ければ着実に変化します。
〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜
〈being school 現在のメニュー〉
◆being school 半年コース 基本的に対面
(隔週金曜10:30〜12:30) R3.10.1〜参加受付中🙌
◆単発being講座 (毎月1回開催)
◆being個別セッション (オンラインor対面 時間要相談)
◆beingお塩盛り講座 (オンラインor対面 時間要相談)
◆あるがままで語ろう大人のシェア会 (不定期)
公式LINEアカウント → https://lin.ee/gGaPI9P
公式LINE立ち上げたばかりなので、どんどんお友達になってください。そして、現状から変わりたい〜、内面から変化したい〜という方、ぜひお問い合わせください。いつでもbeing仲間をお待ちしております😇
being teacher KANAE
(写真:30年以上前の母と私)
コメント