「ママー、ママー、って呼んでも
見てくれないからもういい!!
ママきらい!もう帰って!」
と、次男が拗ねてしまいまして。
私は、呼ばれているのにさっぱり気づかずにいました。だって、あんなに高くて遠いところにいたんですもの。
気持ちがおさまるまで
次男の呼吸を感じながら、
私自身の呼吸にも向き合って
しばらく過ごす。
泣いて、怒って、叫んで、
歩いて、走って、止まって…
ふと気持ちが切り替わった瞬間が見えたので、
「もう一回、見せてほしいな」と声をかける。
「もういいよ。もう帰るんでしょ?
もう遠くなっちゃったし、大丈夫だよ。」
と、すぐには素直にはなれないけど、
本当はもう一回高いところから、
ママと呼びたい気持ちが見え隠れ。
「パパに車を移動してもらっている間に、もう一回行ってこようか?」
と誘うも、「もういいよ。」と言葉はまだ素直になれず、でも、身体は滑り台の方を向いている。
「よし、パパにお願いしてみるから、行こう!」
と、私が走り出すと一緒に走り出す。
そして、滑り台につくと、
ひょいひょいと階段を登って、
てっぺんからニッコニコで
「ママー!見てみてー!」と手を振っている。
嬉しい笑顔に、私も笑顔で手をふり返す。
こどもとのやりとりは、
スムーズにいかないこともいっぱい。
その場を流すこともできるけど、
向き合うと気づくことがある。
次の向き合い方が変わってくる。
日々自分を成長させるために
色々投げかけてくれるなぁ
と思うのです。
ママきらい!と言われた時こそ、
大変だー!と思った時こそ、
呼吸を感じて、エネルギーを感じて
今、ここに。
母ちゃんに、
日々修行させてくれてありがとうね。
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